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大陸富裕層 香港移住ブーム

2013年11月02日

【新唐人2013年11月2日付ニュース】香港政府が“資本投資者入境計画”を実施して今年で10周年を迎えますが、投資移民の9割を中国大陸の富裕層が占めていることがわかりました。中には、テンセントのCEO馬化騰氏やアリババの創始者である馬雲氏も含まれています。今年の移民申請者数は記録破りの10,000人に達する見込みです。

 

過去10年間 投資移民は香港に1500億香港ドルの資本をもたらしました。香港政府は3年前、投資額の審査基準を1000万香港ドルに引き上げて以来、今年再度計画を見直しています。

 

香港の業界関係者によると、香港政府は再度敷居を上げ、最低投資額を1,300〜1,500万香港ドルに引き上げ、さらには割当額制にする可能性も出ています。

 

香港Midland Holdings Limited 黎家傑総監

「多くの移民案件が移民局で審査を受けています。全部審査しきれるかどうかわかりません。上限は知りませんが、多分 敷居がまた上がると思います」

 

香港移民の終電に乗り込もうと、最近移民申請者が大幅に増え、今年は去年の6,500件を遥かに上回る10,000件に上ると推測されています。

 

情報によると、中国の富豪である馬雲氏や馬化騰氏などもすでに香港ビザを取得しています。香港を訪れる多くの大陸観光客も、人気移民先の首位は香港だと示しています。

 

湖南省公務員 李さん

「本当にお金のある投資者にとって、1千万は高くありません」

 

山東省会計士 劉さん

「香港は政策がいいのでしょう。新型教育を受けることができるので、特に子供にとってはいいことです。ビジネスマンにとってはさらに良いのです。各種情報が発達しているし、元々英植民地でしたから」

 

アナリストによると、薄熙来事件によって中国共産党の政界に激震が走り、およそ9割の共産党官僚の親族が海外に移住し、二重国籍を持っている中国人は800万人に上るそうです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/10/29/atext992869.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)

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